面接では、必要以上に自分をよく見せようとする必要はありません。
受験生はどうしても、「立派なことを言わなければ」「長所をアピールしなければ」と考えがちです。
しかし、面接官が知りたいのは、あなたのカッコいい部分だけではありません。
むしろ知りたいのは「カッコ悪い部分」です。
どんな欠点があるのか。
どんな失敗をしたのか。
そこで何を考え、自分の弱点をどう自覚し、克服するために何をしてきたのか。
大切なのは、欠点がないことではありません。
自分の欠点とどう向き合っているかです。
これは医学部入試に限りません。
これまで1000人以上の採用面接に関わってきましたが、自分を必要以上によく見せようとして、かえって失敗する人を何人も見てきました。
あまりにも立派な人物像を語れば、面接官は「本当にそうなのだろうか」と確かめたくなります。
そこで質問を掘り下げられ、説明できなくなったり、最初の話との矛盾が出てきたりする。
自分をよく見せようとしたことが、逆効果になるわけです。
医学部面接でも同じです。
盛らない。
取り繕わない。
失敗した経験があるなら、その経験から何を学び、どう変わろうとしているのかを自分の言葉で話す。
メディカルウイングの面接指導でも、完成された「立派な受験生」を演じることは求めません。
等身大の自分を理解し、それをきちんと説明できること。
面接では、そのほうがずっと強いのです。