1月も後半に入り、共通テストが終わり、私立大学の試験が始まる季節になりました。
中には、連日試験を受けるハードなスケジュールに追われている方もいるのではないでしょうか。
疲れが溜まり、気が滅入りそうになる瞬間もあるかもしれません。
しかし、受験の最後の日まで高いパフォーマンスを保つことが合格への鍵です。
今回は、モチベーションを維持しながら試験に臨む方法をお伝えします。
成功者のエピソードから学ぶ
まずは、実際にハードスケジュールの中、医学部に合格した受験生のエピソードが参考になると思いますので、現在、国立の医学部に通うAさんの話をご紹介します。
Aさんは、共通テスト直後から全部で7つの私立大学を受験しました。
スケジュールは過密で、移動時間も長く、ホテルでの宿泊が続く日々。
その中で、彼女が心がけたのは「一日の終わりに必ず自分を褒めること」でした。
たとえば、
- 試験中に焦らず問題を解けた。
- 苦手だった科目で予想以上に手応えを感じた。
- 試験会場までの道のりを迷わず行けた。
このような小さな成功を振り返ることで、自己肯定感を高め、次の日へのエネルギーに変えていきました。
本人は「気休め」程度に考えていたようです。
ネガティヴなことを考えて落ち込むよりはマシ、その程度の考えだったようです。
しかし、まさにネガティヴなことを考えることもなく、あっという間に試験期間は終了。
結果、私立大学は1校は残念な結果でしたが、それ以外は合格。
そして、最終的には第一志望の国立医学部にも合格することが出来ました。
モチベーションを保つための具体的な方法
以下、連日入試が続く中、心が折れることなくモチベーションを保つ方法を列記してみますね。
1. 目標を再確認する
疲れてくると、「自分はなぜこの試験を受けているのか」を見失いがちです。
そんなときは、合格後の未来を思い描いみましょう。大学生活でやりたいことや、将来の夢を具体的にイメージすることで、次の試験に向かうエネルギーが湧いてきます。
2. 休息を大切にする
連日の試験が続く中で、睡眠時間を削って勉強を続けるのは逆効果です。
特に試験前日は、しっかりと睡眠をとり、脳をリフレッシュさせることが重要です。
夜ふかしすればするほど、人はネガティヴなことを考えがちです。なので、できれば早い時間にさっさと寝てしまう方がよろしいでしょう。
あとは睡眠の質ですね。
質の良い睡眠を確保するために、以下を試してみてください。
- 就寝前のスマホ使用を控える。
- ホテルであれば、枕や布団の環境を整える。
- 軽いストレッチをしてリラックスする。
3. ルーティンを作る
試験期間中は、毎日同じルーティンを守ることで心を落ち着かせることができます。
たとえば、
- 朝食に同じメニューを食べる。
- 試験会場に着いたら、深呼吸をして心を整える。
- 試験終了後は軽く散歩してリフレッシュする。
ルーティンを持つことで、不安や緊張を軽減できます。
4. 仲間や家族の支えを活用する
一人で抱え込まず、家族や友人に気持ちを話すことで心が軽くなることがあります。
また、応援メッセージをもらうことで、やる気がアップすることも。
SNSやLINEなどで気軽に連絡を取ってみましょう。
ただし、スマホの見過ぎは禁物です。
今が踏ん張りどき! 自分を信じて
受験は長距離レースのようなものです。
途中で疲れを感じても、一歩一歩前に進めば必ずゴールにたどり着けます。
試験本番では、これまでの努力が必ず力になります。自分を信じて、最後まで全力を尽くしてください。
困ったことや不安なことがあれば、ぜひご相談ください。
一緒に合格を目指しましょう!