私立大学医学部の入試問題は、大学によって難易度・傾向・出題形式がまったく異なります。一見同じ「私立医」でも、実際の試験内容はまるで別物。オールラウンドに全教科を完璧に解きこなすことが求められる国公立医学部とはまた違った難しさが、私立医学部には存在します。

したがって、私立医学部合格を目指すうえで必要なのは、「自分が受ける大学に特化した対策」です。誰もが一様に同じ勉強をすれば合格できる、という世界ではありません。

秋以降は“志望校別対策”が勝敗を分ける

メディカルウイングでは、夏までに徹底して鍛え上げた基礎学力をもとに、*秋以降は「志望校に特化した個別対策」を本格化させます。

過去問演習を中心に、傾向と形式に慣れ、問題の“型”を身体にしみ込ませていく。もちろん、ただ「解かせて終わり」ではありません。講師がその場で添削し、その場で解説する——このワンステップが、理解の質を大きく引き上げます。

そのうえで、理解が甘い部分が見つかれば、その場で類題を作成し再トライ。その瞬間の“モレ”を見逃さず、着実に埋めていきます。

教えるのが「うまい」だけでは足りない

メディカルウイングの講師陣に求められるのは、単に「教え方が上手い」ことだけではありません。
もっとも重要なのは、「その説明が生徒の心に届いているか」「理解として腹に落ちているか」という視点です。

どんなにわかりやすく見える説明も、生徒が納得し、定着していなければ意味がない。ただの教育パフォーマンスで終わってしまいます。
メディカルウイングでは、この“腹落ち”にこだわります。

集団授業だけでは、本当に生徒が理解してくれているのか、「腹落ち(腹に落ちているのか)」を見極めるのは難しいです。

これ、「予備校あるある」なのですが、人気講師と呼ばれる先生の授業、さすがに人気なだけあって講義はリズミカルだし、聞いていて楽しい、生徒もわかった「気分」になる。授業が終わると、生徒は皆、充実した授業だなぁと満足する。満足している生徒には申し訳ないんだけど、「で、今の授業で何を学んだの?」と聞くと、まったく覚えていないことがあります。「えっと、授業は楽しかったけど、結局何やってたんだっけ?」
こういうのを教育パフォーマンスっていうんですよね。
音楽やお笑いのライヴであれば、それもアリでしょう。
演奏されていた曲を忘れても、ギャグのネタをお客さんが忘れたとしても、「楽しい時間」という体験は価値があるかもしれません。
しかし、受験の授業の場合、「楽しかったけど、授業の内容を忘れた」では困るのです。

そうならないように。
優れた講師は、生徒の表情や反応から理解の度合いを即座に見抜き、その生徒に合った“言語”と“導き方”を瞬時に選び取る力を持っています。まさに“対話力”と“即応力”の融合です。

「できるようになる」まで、何度でも向き合う

理解した「つもり」では、入試では通用しません。

本当にできるようになったか、忘れていないか、別の場面でも解けるか——その確認と繰り返しこそが、合格力の核心です。

「教えたら終わり」「理解したようだから次へ」という“教えっぱなし型”では、生徒の記憶には残らないことが多いのです。大切なのは、その後のフォロー。

忘れていないか、後日再チェック

解法を再現できるか、別問題で検証

違う聞き方をしても答えられるか、視点を変えて確認

それでもできなければ、理解している地点まで一度戻る

このような泥臭く、しつこい確認作業こそが、生徒の理解を本物にし、定着につながります。

「付き合い続ける」姿勢
世の中には、“授業がうまい”講師はたくさんいます。しかし“教えっぱなし”の講師もまた多いのが現実です。
先述した「楽しいけど残らない授業」をする講師の授業なんか、その典型ですよね。

目の前の生徒が一度理解したら、それで満足してしまう。けれど、人は忘れる生き物です。理解していても、数日後には曖昧になっていることも珍しくありません。

だからこそ私どもは、「教えた後」こそが本当のスタートだと考えています。

「こないだ教えたよね?なんでできないの?」ではなく、
「忘れてたね、もう一回一緒にやろうか」と寄り添う。

この積み重ねが信頼となり、学力となり、最終的には合格を引き寄せる力になるのです。

重たいペダルも次第に…

この“寄り添い”と“反復”を繰り返していくと、ある時から生徒の理解の回転数が上がっていきます。最初は重たかったペダルも、徐々に軽くなり、勢いよく回り始める。そんな自転車の加速のような現象が、学力の伸びにも起きるのです。

そのサイクルを導くのが、講師の役割。

経験、即応力、対話力——それらを兼ね備えたメディカルウイングの精鋭講師陣が、あなたの合格への道をともに走ります。

医学部受験は、一筋縄ではいきません。
しかし、だからこそ、ひとりひとりに最適化された学習がものをいうのです。

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