「自分なりに頑張ってるんですけど……」
受験生からよく聞くこの言葉。

一見ポジティブな響きがありますが、そこに潜む落とし穴に気づいているでしょうか。

たとえば今のあなたの努力のレベルが「2」だったとして、志望校合格に必要な努力のレベルが「5」だったら?
どれだけ「頑張った」と感じていても、その努力は単に自己満足で終わってしまいます。

そう、「自分なり」の努力では、届かないことがある。
受験で大切なのは、「自分なり」の努力ではなく、「合格に必要な」努力なのです。

受験というのは、結果がすべての世界です。
必要な努力の量や質を見誤れば、どれだけ時間をかけても目標には届きません。

努力の“見積もり”がズレている

なぜそのギャップに気づけないのか?
それは「情報の不足」と「客観性の欠如」に原因があります。

志望校に合格するには、どれだけの勉強量・理解度・演習量が必要なのか?
それを知らずに「自分なり」の基準だけで突き進んでも、努力の方向や質がズレたままになってしまいます。

努力の“量”も“方向”も、正しい基準を知らなければ、誤った地図で山を登るようなものです。

「叱る」より「導く」指導を

本当に大切なのは、次のようなステップを丁寧に示してくれる指導者の存在です。

✔ 現状の客観的な評価
✔ 目標達成に必要な努力レベルの提示
✔ 段階的な改善の道筋
✔ 共感と励まし

「君はまだ2の努力だけど、目指す場所には5が必要なんだよ。でも、いきなり5を求めるんじゃなくて、3、4と段階的に上げていこう」

こんなふうに、やさしく、でもしっかり伝えてくれる人がいるだけで、受験は大きく変わります。

背中の糸くずに気づけるか

自分の姿を鏡で見るとき、人は正面しか見ることができません。
髪型を整え、服装をチェックし、「よし、完璧」と思って外に出たとしても、実は背中に大きな糸くずがついているかもしれない。

でも、自分ではその背中の糸くずには、なかなか正面しかチェックしていない自分では気づけないのです。

それに気づかせてくれるのは、他者の視点です。
「背中、ついてるよ」とそっと教えてくれる存在がいるかどうかは結構大事なことです。

受験もまったく同じです。
自分では十分やっているつもりでも、どこかがズレている、甘い、足りない。…ような気がする。しかし、どこがマズいのか?
それに気づかせてくれる他者の視点=信頼できる指導者がいなければ、自分の“盲点”を見落とし続けてしまいます。

だからこそ、自分だけの視点で自分を見るという独りよがりに陥らず、誰かに客観的に見てもらい、指摘を受けることが必要なのです。

油断が招く全落ち――“読み”の甘さ

毎年、こんな受験生がいます。
模試の判定は悪くない。学力もそこそこある。
「これなら、どこかしら受かるだろう」と思っていた。
でも現実は、医学部すべて不合格。浪人へ。

こういう受験生は、「自分なりの努力」で満足してしまっていたケースが少なくありません。

しかし、実際に大学受験を経験することで、受験の予想外の厳しさと自分の見積もりの甘さとに気づく。そして、プロの指導とともに“相場感”を修正していくことが出来れば、翌年は合格を勝ち取ることができる。

つまり、合格できなかった原因は学力そのものではなく、努力の方向と基準の“ズレ”だったということが非常に多いのです。

頼れる指導者と先輩

世の中には「プロ講師」や「ベテラン指導者」と呼ばれる人がたくさんいます。

でも、ただの肩書きや経歴ではなく、「努力を合格に結びつける視点と支援」があるかどうかが、本当に重要なポイントです。

医学部専門予備校【メディカルウイング】には、やさしさと厳しさのバランスを持ち、受験生の努力を正しい方向に導く指導者がそろっています。

さらに、現役の医学部生や国立大学に通う優秀な大学生チューターも多数在籍しています。

彼ら・彼女らも、かつては皆さんと同じように「自分なりの努力」に悩んでいた受験生でした。
もしかすると、遠回りをした経験もあるかもしれません。
努力が空回りして、なかなか思うように行かなかったこともあるかもしれません。
「ここはもっと力を入れておくべきだった」という後悔もあるかもしれません。

でも、その失敗や模索を乗り越えたからこそ、今があります。
そして、それがあるからこそ、自分の経験を成功談だけではなく、失敗談を含め、後輩たちにシェアすることができます。

だからこそ彼らの言葉には、リアリティがあります。きれいごとではない、等身大の経験談。

「どう乗り越えたのか」
「どこで間違えたのか」
「どう修正したのか」

——そういった生の声に触れることは、これから受験に挑むあなたにとって大きなヒントになるはずです。

自己満足の努力では終わらせない

「自分では頑張っているつもり」——その気持ちは本物でしょう。
でも、その努力が“合格に届く努力”になっているかどうかは、また別の話です。

メディカルウイングは、「頑張り方を変える場所」。
自己満足では終わらない、成果に直結する努力へと、あなたの歩みを導いていきます。

本気で医学部を目指すなら、ぜひ一度、あなたの「頑張り」を見直してみてください。
私たちは、そこから一緒に始めていきます。