医学部受験に向けた理想の学習環境とは?

先日の開校以来、メディカルウイングには少しずつ仲間が増えています。

医学部を目指す多くの生徒が、ここで本格的な受験勉強をスタートさせています。
中には朝8時には校舎に到着し、自習ブースで黙々と勉強をスタートさせていた生徒も数人いました。

本日は午前中に少人数制の集団授業が2コマ行われました(計4時間)。

その後、午後は授業で見つけた課題や理解を深めるための復習を行います。
個別指導の予定が入っている生徒は、一流講師から濃密な指導を受けます。
担任との面談の予定が入っている生徒は、担任から綿密な学習スケジュールを組んでもらったり、受験勉強のアドバイスを受けます。
夕方には現役医学部生の学生チューターがやってきますので、彼らに学習中に生じた疑問点やわからない問題を質問すれば、時間の許す限り、納得できるまで教えてもらうことができます。

このようなスタイルで夜10時まで学習を続けます。

このようなスタイルの生活を積み重ねることで、受験に克つための”勉強体質”が少しずつ形成されていくのです。

自習ブースで黙々と自習をする生徒たち


規則正しい生活が成功の鍵

多くの浪人生が成績を伸ばせない原因のひとつに、不規則な生活があります。

現役生時代は学校に通うことで自然と(あるいは強制的に?)規則正しい生活が保たれていましたが、浪人生になるとそのリズムが崩れがちです。

多くの高卒生は、高校卒業後は最初の数カ月は意識的に規則正しい生活を送るものの、夏前くらいからダラけてしまい、生活が不規則になりがちです。
そして、夜型の生活に移行してしまうケースが多いのです。

このような生活習慣に陥ってしまった高卒生は、秋から冬にかけて、夏に頑張った現役生に追い抜かれてしまう。このようなパターンは毎年繰り返される受験生「あるある」な現象です。

だから、メディカルウイングでは、このような状況を防ぐために滞在厳守時間を設定しています。
朝8時から夜10時までの間、校舎で学習することで、規則正しい生活リズムを維持してもらうのです。

最初は辛いかもしれませんが、1週間から3週間も同じ生活を続ければ、自然と体が慣れ、生活リズムが整っていきます。

「医学部に合格したら、思いっきり休めばいいじゃないか。」

この考え方を胸に、今は目の前の目標に向けて全力を尽くすことが大切なのではないでしょうか。

“今日やるべきこと”を明日に回さない

医学部受験は非常に厳しい道のりです。やらなければならないことが多く、後回しにしてしまうとすぐに溜まってしまいます。そのため、“いつかやろう”や”明日に回そう”を今日のうちに片付けるという習慣が大切です。

医師という職業は、ミスが許されない仕事です。
そのため、将来医師を目指す受験生には、厳しい自己管理能力が求められます。

しかし、「今日から自分に厳しくしよう!」と決意しただけで、急に人間が変われるわけではありません。
だからこそ、メディカルウイングでは、学力向上だけでなく、自己管理能力を養うことも重視しているのです。この環境で勉強することは、受験に合格するだけでなく、将来の医師としての資質を育む貴重な経験になるはずです。

メディカルウイングで目指す未来

メディカルウイングの学習環境は、集中できる自習ブース、少人数制の授業、そして医学部合格を目指す仲間たちがいることが特徴です。

このような環境で、日々努力を積み重ね、学力はもちろんのこと、自己管理能力や規則正しい生活リズムも身につけていましょう。
大変かもしれませんが、この経験は、きっと将来大きな糧になるはずです。